タイトルのことですが、これも、よく聞かれるご質問です。
監査人の交代を社内稟議に上梓する立場の方にとっては、たしかに社内を説得するのに、この説明ができれば、ラクでしょう。
。。。。しかし、このご質問に対しては、申し訳ないのですが、「どの上場企業様にとっても共通な、普遍的なメリットというものは無いと思います。」と正直にご説明しています。
実際に、監査法人を変更された上場会社様の全てが、監査法人を交代する場合に、明らかなメリットを期待して交代したのでしょうか?
想像ですが、そうではなくて、
- 決算処理で、事前に何も言っていなかったのに、決算中になってダメ出しをいうことが、何度もあった
- 自社が抱える課題の解決があって、それを監査法人に相談したけれど、対応が期待したレベルではなかった
というような、いわば、「交代を検討せざるを得なかった」のではないか、と思います。
1.であれば、、、子会社株式の評価、デリバティブの評価、固定資産の減損の評価 等々、、、
2.であれば、、、個別決算の正確な集計、債権・債務の確定、子会社の管理、連結決算の早期化・正確化、JSOX、海外子会社の対応、開示の充実、決算の早期化、IFRS早期適用 等々、、、、
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