上場会社の監査法人の交代、会計監査の実務などを解説しています。

上場企業の会計監査で、監査法人に期待されること。

初めに

税理士,川崎,日本橋上場会社向けの法定監査サービス(以下、「金商法監査」といいます)は、他の任意監査等に比して、手間とコストがかかりますが、それでも、実務上の工夫はあってしかるべきです。
具体的には以下の通りです:

  1. 監査法人の交代を複数経験していれば、その経験を、そのソフトランディングとスマートな立ち上げに活かすことができます。
  2. 日本公認会計士協会の品質管理レビューや金融庁による検査を受けた経験を生かす。
    具体的には、ひとりよがりな「監査の、作業的なやりすぎ」をしないことにつながります。
  3. 財務諸表監査と いわゆるJSOXの一体監査を実線し、JSOXの経営者評価作業の負荷を減らすことに貢献する。
  4. ITを駆使し、効率的にスピーディに監査を実施します。
    それにより、決算中に修正が生じても、最少の手戻りで、予定通り監査を終了することが可能になります。
  5. 経理担当者に作成・提供をお願いする、監査対応と作成物については、
    具体例をお示しし、協議して、担当者が悩まずに済む、最小の対応の手間で済むようなダンドリを尽くします。
  6. 担当CPAは金商法の開示実務に、継続して従事している。
  7. 監査役(会)との連携を図ります。
    具体的には、上場会社の監査役(会)として会計監査人と連携した形が残る提案をする。
  8. 海外子会社の監査については、現地往査とインストラクション対応を併用しつつ、本社との協議の上、必要な場合には、現地の担当監査法人と協議するところまで踏み込んでほしい。

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