金融商品取引法 (平成23年6月24日)
解説
1.概要
証券市場に係る事項を、広汎に規定している。
有価証券報告書(四半期報告書、臨時報告書)についても、ここで定めるルールが頂点である。
2.ポイント
内容は複雑です。
複雑な理由は、関連法規の頂点に位置するものであるため、他の関連法規の引用や、同法内の参照箇所が多く、、、読んでいって挫折してしまう。
法律の専門家ではなく、上場企業の経理担当者であり、経理を中心としたゼネラリストを目指す方であれば、これに費やす時間を別のことに費やす方が遥かに有用である。
実務上は、「自社が上場している市場ごとの窓口担当者に、その都度相談する」というスタンスがよい。
そして相談するした際に、回答の根拠を聞いておき、それを右から左に監査法人に説明して、監査法人に解説してもらう、という使い方で足りる。
以上のアプローチは、一介の経理担当者レベルではなく、経理部長でも同様と考えます。
3.参照程度
基本的に、自発的に参照する必要はない。
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