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1株当たり当期純利益に関する会計基準 (平成22年6月30日)

解説
1.概要

1株当たり当期純利益(と、1株当たり純資産)の算出上の留意点を定めている。

純資産の部に係る会計基準、会計トピックの改正がなされると、それと対応するように改正がなされている。

なお、値を算出するものなので「会計基準」という名称には違和感があるが、会計基準として公表されている。

2.ポイント

経理の状況において注記対称なものであるが、有価証券報告書の冒頭の、いわゆるハイライト情報でも記載されるものである。

遡及修正が生じるときや、株式分割等が生じるときに、併せて変化するため、ハイライト情報では、前期までの値は修正を要し、さらに向こう5年まで遡及するかどうかは「できる」規定とされており、会社に任されているが、以前調べた時には、向こう5年修正している事例は無かった。

3.参照程度

実務的には、別の「適用指針」の方を参照する方がよい。

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