解説
1.概要
様々な内容を有する種類株式のうち、現状において実務上の取扱いを明確にする必要性が高いと考えられる種類株式の貸借対照表価額について、金融商品会計基準及び金融商品実務指針の考え方を踏まえた取扱いを定めている。
2.ポイント
本実務対応報告は、種類株式の保有者側の取扱いを明らかにしたものであり、発行者側の会計処理は取り扱っていない。
3.参照程度
決算前に、監査法人と協議し、監査法人の回答(=通常、根拠規定が並記される)に、この規定が記載されていたら、参照する程度で十分である。
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