上場会社の監査法人の交代、会計監査の実務などを解説しています。

リース取引に関する会計基準 (平成19年3月30日)

解説

1.概要

文字通り、リース取引に関する会計基準である。

なお、会計処理上、いわゆるレンタルとリースは厳密に区別される。

2.ポイント

実務上は、適用指針の方を参照することが殆どであるため、基本的に、無用である。

なお、リースは物融という位であり、その企業内の役立ちは有形固定資産のそれと変わらないので、本来、有形固定資産の購入に準じたオンバランス処理すべきであった。が、当時、オフバラにできることを建設業界へのセールストークとして契約しまくっていたリース業界の圧力が会計基準にも影響し、外国に比して導入と進度が進まなかったという経緯がある。

3.参照程度

実務上は、適用指針の方を参照することが殆どであるため、基本的に、無用である。

[シリーズ] ひと言ずつ解説!会計監査六法 (2014.7.1時点)

  • facebook
  • twitter
PAGETOP
Copyright © 会計・監査・研究所 All Rights Reserved.