解説
1.概要
いわゆる遡及修正を定めた基準である。
2.ポイント
実務的には、同じ日に公表されている、「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準の適用指針」の方を参照することになります。
しかし、積極的に遡及修正を使用とする企業は少ないため、実務上は、この適用指針を適用して財務諸表の本体を遡及修正をするよりも、その趣旨を検討し、重要性が乏しいと整理できれば、遡及修正をしない、もしくは遡及修正をした旨の注記を省略することが多いようです。
実務上は、比較情報比較情報の取扱いに関する研究報告(中間報告)の方を参照することが多いです。
3.参照程度
適用指針の方を参照する方がよいと思われます。
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